車止め取付・修理

リフター

リフターは、車両進入を制限するために用いられる車止めの一種です。地面に設置されたユニットを操作することで、立ち上がって道路に出すことができます。リモコンで操作するタイプもあり、防犯面でも効果的です。駐車場や工場などの車両進入を制限する際に使用されることがあります。また、一定時間が経過すると自動的に下がるタイプや、地震などの災害が発生した際に自動的に下がるタイプもあります。

ピラー

ピラーは、地面に固定された固定式・単柱タイプの車止めで、駐車場や敷地の境界、歩道と車道の境界などに使用されます。一般的には鉄製で、黄色や白色、茶色に塗装されることが多く、大型のピラーは工場や倉庫の搬入口に設置されることがよくあります。ピラーは車両の進入を防ぐだけでなく、周囲を区切る役割も持っています。形状や色は設置場所に合わせて様々な種類があります。

アーチ

アーチは、道路や駐車場などで車両の進入を制限するために使用されるアーチ型の車止めです。アーチは、従来のピラー型車止めと比較して、車両の接触時にダメージが少なく、また外観が美しいため、近年では都市部の景観に配慮した設置が増えています。アーチの材質は、コンクリートやスチールなどが一般的で、設置場所や用途に応じて選ばれます。

ボラード

ボラードは、車両の進入を制限するために使用される、柱状の車止めです。一般的には道路や駐車場、歩道などに設置されており、様々な形状や材質があります。ボラードは、ピラーやアーチ型の車止めと比較して、取り外しが容易であることや、柔軟性があり、車両との接触時にダメージを受けにくいという特徴があります。設置場所や用途に応じて、高さや材質、形状が異なることがあります。

擬石ボラード

擬石ボラードは、本物の石材のような外観を持つ車止めです。コンクリートやFRP（繊維強化プラスチック）などの素材を使用して、擬石調の塗装や加工を施すことで、石材のような風合いを表現しています。擬石ボラードは、都市部の街路や公園、庭園などで、自然石の使用が難しい場所に設置されることが多く、周囲の景観に調和するように設計されています。

パーキングブロック

パーキングブロックは、車両が進入しすぎないように、駐車場の区画や端部に設置されるブロック状の車止めです。一般的にはコンクリート製が多く、黄色や白色で塗装され、道路の中央分離帯などでも使用されることがあります。パーキングブロックは、道路の車線や歩道の端など、車両の進入を制限するために設置されます。設置が簡単であることから、一般的な車止めとして多く使用されています。

ガードコーン

ガードコーンは、車両の進入を制限するために設置されるコーン型の車止めです。一般的には、橙色や黄色など鮮やかな色で塗装されており、ポリエチレンやポリプロピレンなどの軽量な素材で作られています。一時的な工事現場や駐車禁止区域の設置などで多く使用されます。軽量で取り扱いが簡単なため、設置や撤去が簡単であり、移動させることも可能です。

まず、車止めを設置する場所を選びます。車止めは駐車場や歩道と車道の境界、建物や物件の周囲など、車の進行を制限する必要がある場所に設置します。

車止めタイプやデザインが決まったら基礎工事を行います。地面を掘り、コンクリートやブロックを用いて車止めの基礎を作成します。

基礎工事が完了し、乾燥が十分に進んだら、車止め本体を設置します。車止めを基礎に固定するために、アンカーボルトやビスを使用します。

最後に、設置した車止め周辺の清掃や整備を行い、車止めが傾いていないか、しっかりと固定されているかをチェックし施工完了となります。